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新しい視点で活動する OFUNATO

 国家資格養成委員会

活動報告写真大船渡・陸前高田グループ

国家資格養成委員会では、
整備士の資格取得に向け、それぞれの資格にあった
講習(勉強会)を開催しています。
国家資格を持つ整備士となるため、多くの若者が
長期にわたる講義を受講し、合格を目指します。
大船渡や陸前高田はもちろん、釜石など
岩手県沿岸南部の広い範囲から受講生が集まります。

大船渡・陸前高田グループでは、二種養成施設として国土交通大臣より指定を受けた
整備振興会とともに、優秀な整備士の育成に力を入れています。

岩手県自動車整備振興会 大船渡支部
             分教場 講習開催状況≫

◆◇ 三級ガソリン

H25 H26 H27 H28 H29 H30 R1  R2  R3  R4 R5
16名 8名 12名 8名  9名     4名


◆◇ 二級ガソリン

H25 H26 H27 H28 H29 H30 R1  R2  R3  R4 R5 
3名 5名 3名    8名 11名  8名

*実務経験の年数及び免除条件等については、様々ありますので、整備振興会までお問い合わせください


≪整備士になるために≫ (参考:日本自動車整備振興会連合会HP)

自動車整備士になるためには、一定の受験資格を満たしたうえで、国土交通大臣の行う自動車整備士技能検定『学科試験(一級の場合は筆記及び口述試験)及び実技試験』を受け、合格しなければなりません。

◆◇ 整備士になるための流れ

自動車整備士を希望されるみなさんへ
我が国の最近の自動車普及はめざましく、国民生活のあらゆる部門で活躍し、経済発展の原動力となっています。しかし、自動車数の著しい増加は交通事故の多発、公害の発生等を引き起こし、大きな社会問題となっております。そのため、自動車の安全を確保 し、公害を防止する自動車整備士の職務はますます重要なものとなっております。

自動車整備士の資格を取得するには国土交通省が実施している自動車整備士の技能検定試験を受けなければなりません。詳しくは国土交通省のホームページ(国家試験のご案内)をご覧下さい。

ここでは、社団法人日本自動車整備振興会連合会(日整連)が実施している「自動車整備技能登録試験」について説明します。

1.登録試験とは

自動車整備技能登録試験は、日整連が実施する一級、二級、三級及び特殊整備士の試験(学科及び実技)で、この試験に合格すると、それに対応する国土交通省の行う検定試験が免除されます。
なお、実技試験は、同一種類の学科試験に合格した者が受験することができます。

検定試験と登録試験の関係

検定試験と登録試験の関係



《一種養成施設》 一種養成施設とは、整備の実務経験のない者を対象とし、国土交通大臣の指定を受けて整備士を養成する自動車大学校、整備専門学校、高等学校又は職業技術専門校等をいいます。
教育時間は、一級課程(二ガ、二ジ両取得者)及び二級課程で1800時間、三級課程で900時間となっており、養成期間は、 一級課程(二ガ、二ジ両取得者)及び二級課程で2年以上、三級課程で1年以上となっています。
また、この養成施設の所定の課程を修了しますと、修了した課程に対する実技試験が免除(修了後2年間)されます。

《二種養成施設》 二種養成施設とは、整備工場等で働いている者を対象とし、国土交通大臣の指定を受けて整備士を養成する各都道府県の自動車整備振興会技術講習所をいいます。
教育時間は、一級課程(二ガ、二ジ両取得者)は135時間(実行170時間程度)以上で1年を超えない範囲、また二級・三級課程は共に90時間以上(実行110時間程度)で、6ヶ月を超えない範囲でカリキュラムが設定されています。
また、この養成施設の所定の課程を修了しますと、修了した課程に対する実技試験が免除(修了後2年間)されます。
養成は、前期が4月から、後期が9月から始まり、養成課程は、登録試験の種類及び実施時期に対応して決められています。

 

《養成施設一覧》


2.登録試験の種類


一級小型自動車
二級ガソリン自動車
二級ジーゼル自動車
二級自動車シャシ
二級2輪自動車
三級自動車シャシ
三級自動車ガソリン・      エンジン
三級自動車ジーゼル・      エンジン
三級2輪自動車
自動車タイヤ(現在、実施しておりません。)
自動車電気装置
自動車車体

3.資格取得の過程(学科試験の場合)

(1) 三級、二級、一級の場合

大学,高等学校又は中学校の卒業者
(自動車,機械等に関する課程を修めていないもの)
1年以上の
実務経験
三級の
受験資格
三級
合格
三級合格後3年
以上の実務経験
二級の
受験資格
二級
合格
大学又は高等学校の機械科卒業者 6ヵ月以上の
実務経験
三級の
受験資格
三級
合格
三級合格後
1年6ヵ月(大学)
2年(高校)
以上の実務経験
二級の
受験資格
二級
合格
高等学校の自動車科卒業者
(三級整備士養成課程)
卒業と同時に
受験資格
三級の
受験資格
三級
合格
三級合格後2年
以上の実務経験
二級の
受験資格
二級
合格
自動車整備専門学校修了者
(二級整備士養成課程)
      卒業と同時に
受験資格
二級の
受験資格
二級
合格
自動車整備専門学校修了者
(一級整備士養成課程)
      卒業と同時に
受験資格
一級の
受験資格
一級
合格
二級整備士合格者       二級合格後3年
以上の実務経験
一級の
受験資格
一級
合格

(2) 特殊(タイヤ・電装・車体)の場合

大学,高等学校又は中学校の卒業者
(自動車,機械等に関する課程を修めていないもの)
2年以上の
実務経験
特殊の
受験資格
特殊
合格
自動車整備専門学校修了者
(2級整備士養成課程)
1年以上の
実務経験
特殊の
受験資格
特殊
合格
自動車整備専門学校修了者
(特殊整備士養成課程)
卒業と同時に
受験資格
特殊の
受験資格
特殊
合格

※受験資格等詳細につきましては、各都道府県の自動車整備振興会におたずね下さい。

4.実務経験と受験資格の関係


◆◇ 整備士の種類

自動車整備士の種類は、一級、二級、三級及び特殊整備士に分類されます。 それぞれの等級に要求される技能のレベル、整備士の種類は次のとおりです。
(1)一級自動車整備士《二級自動車整備士より高度な自動車の整備ができること。》
 ・ 一級大型自動車整備士
 ・ 一級小型自動車整備士
 ・ 一級二輪自動車整備士

(2)二級自動車整備士 《自動車の一般的な整備ができること。》
 ・ 二級ガソリン自動車整備士
 ・ 二級ジーゼル自動車整備士
 ・ 二級自動車シャシ整備士
 ・ 二級二輪自動車整備士

(3)三級自動車整備士 《自動車各装置の基本的な整備ができること。》
 ・ 三級自動車シャシ整備士
 ・ 三級自動車ガソリン・エンジン整備士
 ・ 三級自動車ジーゼル・エンジン整備士
 ・ 三級二輪自動車整備士

(4)特殊整備士 《各々の分野について専門的な知識・技能を有すること。》
 ・ 自動車タイヤ整備士
 ・ 自動車電気装置整備士
 ・ 自動車車体整備士


◆◇ 自動車整備士試験 受験資格

それぞれの級を受験するにあたり要求される技能のレベル、整備士の種類は次のとおりです。
(1)一級自動車整備士《二級自動車整備士より高度な自動車の整備ができること。》
 ・ 二級ガソリン・ジーゼル整備士を取得後、3年以上の実務経験を有すること
 
(2)二級自動車整備士 《自動車の一般的な整備ができること。》
 ・ 三級整備士を取得後、、3年以上の実務経験を有すること

(3)三級自動車整備士 《自動車各装置の基本的な整備ができること。》
 ・自動車整備作業の従事者として、1年以上の経験を有すること

 


岩手県自動車整備振興会
大船渡支部

〒022-0002
岩手県大船渡市
   大船渡町地ノ森62-10

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